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2024年
3月28日(木)
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県県土整備部 橋梁やトンネルなどの点検業務5件を公告 申請期限は4月10日正午まで
 県県土整備部は27日付で、道路橋とトンネル、大型道路構造物を対象とした点検業務5件を公告した。5件とも簡易総合評価の簡易2型で、申請は4月10日正午まで。同月19日の入札、22日の開札を予定している。委託予定期間は、いずれも251日間。道路橋とトンネル、大型道路構造物の点検を通し、道路利用者の円滑な交通確保や第三者被害の防止を図る。
 27日付で公告した業務は、「主要地方道盛岡横手線ほか新田町跨線橋ほか橋梁点検業務委託」「一般県道江刺金ケ崎線ほか金ケ崎橋ほか橋梁点検業務委託」「一般国道340号ほか鞭牛下の橋ほか橋梁点検業務委託」「一般国道106号ほか下達曽部トンネルほかトンネル点検業務委託」「一般国道106号ほか区界スノーシェルターほか大型道路構造物点検業務委託」│の5件。
 新田町跨線橋ほかでは14・5㍍以上31橋と14・5㍍未満204橋、金ケ崎橋ほかでは同12橋と同226橋、鞭牛下の橋ほかでは同12橋と同217橋。トンネルは20カ所、大型道路構造物はスノーシェルター点検6・95㌔とスノーシェッド点検2・43㌔、ロックシェッド点検1・16㌔、門型標識点検10カ所を計画している。
 橋梁点検の業務内容を見ると、計画準備と現地踏査、橋梁点検、耐震現地調査、有識者ヒアリング資料作成、有識者ヒアリング、橋梁台帳の補正、点検調書作成、耐震現地調査記録表作成、打合せを行う。また、現場状況などに応じて新技術等の活用を検討するとともに、高校生との協働による橋梁点検等の対象業務にもなっている。
 橋梁点検に際しては、点検要領に基づき、橋梁点検車両等を用いた近接目視点検を実施する。点検結果を基に損傷評価を行った上で、その結果を踏まえて部材ごとに対策区分判定を図り、所見等を整理する。
 トンネル点検は、国道106号の西家第二や袰岩、箱石、柏木、川内、下達曽部など20トンネルが対象。点検要領に基づき、トンネル点検車などを用いて、トンネル本体工や附属物などの取り付け状態を近接目視する。必要に応じて、打音検査や触診、応急措置なども含まれている。また、状態の把握と次回定期点検までの間の措置の必要性についても総合的な診断も求めている。
 大型道路構造物点検では、国道106号の区界スノーシェルターや同107号の和賀仙人スノーシェルター、同281号の明神スノーシェルター、同107号の和賀仙人スノーシェッドや同397号の焼石スノーシェッド、同106号の片巣ロックシェッド、同107号の百間平ロックシェッドなどが対象。同106号の盛岡市や宮古市内にある門型標識10カ所の点検も計画している。
 点検に先立ち、対象施設の現地踏査を行い、現地の交通状況や点検に伴う交通規制の方法など、立木や点検経路等の現場の概況を調査・記録。点検要領に基づき、高所作業車などを用いて、施設本体や附属物などの取り付け状態を近接目視。必要に応じて打音検査や触診、応急措置なども求めている。
 点検結果を基に損傷評価を実施し、その結果を踏まえて部材ごとに対策区分判定を行い、所見などを整理する。
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