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2026年
10月29日(木)
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県道路整備促進期成同盟会 道路の整備や管理を計画的・長期安定的に 花巻市内で「いわての地域づくり・道づくりを考える大会」
 県道路整備促進期成同盟会(会長・中村尚道宮古市長)主催の「いわての地域づくり・道づくりを考える大会」が28日、花巻市内のホテルで開かれた。大会には、国や県、市町村、関係団体などの関係者ら約180人が出席。基調講演や意見発表などを通して、道路整備の重要性や緊急性、道路の利活用の在り方などを共有した。大会では、計画的かつ長期安定的な道路整備・管理が進められるよう、事業の平準化に配慮しながら、「強く豊かな日本」投資枠の活用や新たな財源の創設などにより、27年度道路関係予算は所要額を満額確保することなどを求める決議も採択した。11月19日に関係省庁などを訪れ決議を提出する予定となっている。
 大会は、同市大通りのホテルグランシェール花巻で開催。道路整備の重要性や緊急性、道路の利活用の在り方を広く共有するとともに、課題解決に向けた支援や予算確保について、国や関係機関に強く訴え掛けることが目的。県高規格幹線道路整備促進期成同盟会(会長・達増拓也知事)と、県道路利用者会議(会長・内舘茂盛岡市長)の共催となっている。
 大会の冒頭、主催・共催団体を代表し中村会長と達増会長、内舘会長がそれぞれあいさつ。中村会長は、「人口減少が進む中、持続可能な地域づくりには道路の整備と維持管理が不可欠」と強調。三陸沿岸道路や宮古盛岡横断道路の開通により、地域間連携が進み、物流の効率化や産業振興、観光振興に効果が表れていると説明した。
 さらに、「大船渡市の山林火災では、三陸沿岸道路が代替路として救急・救援活動に寄与した」とし、災害に強い道路ネットワークの重要性を訴えた。トンネルや橋梁の老朽化対策にも触れ、「計画的かつ長期安定的な道路予算の確保が不可欠」と述べ、関係機関への要望を強める考えを示した。
 達増会長は、「災害に強い道路ネットワークの構築や、産業・観光振興を支える道路整備が不可欠」と強調。道路施設の適切な維持管理にも触れ、「道路関係予算の安定的、持続的な確保が必要」と述べ、国に対して予算確保を強く働き掛ける考えを示した。
 内舘会長は「防災・減災、国土強靱化の取り組みを切れ目なく推進する必要がある」とし、国道4号の4車線化や道路施設の老朽化対策などを挙げ、必要な予算の確保と、安全・安心な地域づくりへの協力を求めた。
 大会では、国土交通省道路局環境安全・防災課の淡中泰雄課長が「道路行政をとりまく最近の情勢について」と題し基調講演。講演の中では、東北地方整備局が策定した道路脱炭素化推進計画を紹介するとともに、本県で進む無電柱化箇所やゾーン30プラス整備計画箇所、国道4号北上花巻道路、同106号箱石達曽部道路の進捗状況などを説明した。
 続いて、一般社団法人世界遺産平泉・一関DMOの松本数馬代表理事と、(株)岩手くずまきワインの鳩岡明彦営業部長が、それぞれの立場から道路や道路整備の必要性・重要性について意見発表した。
 同盟会の理事を務める佐々木拓陸前高田市長が決議文を読み上げ、決議が採択された。
 決議は、第一次国土強靱化実施中期計画で掲げている目標を達成するため「おおむね20兆円強程度」の「強」の部分も含め、必要かつ十分な道路予算を確保、および危機管理投資による強い経済の実現の観点も踏まえ、当初予算において通常道路予算とは別枠で必要な予算を満額確保―など8項目。
 中村会長らは、11月19日に政府関係者や本県選出国会議員、国土交通省、財務省などを訪問。決議を提出する予定となっている。
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