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2026年
9月16日(水)
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県医療局 県立釜石病院新築の基本設計が公募型プロポで公告に 12月にも契約締結を予定
 県医療局は、釜石市甲子町の県立病院の建て替えを計画し、15日付で「岩手県立釜石病院新築工事基本設計業務」を公募型プロポーザルで公告した。参加表明書の提出は10月5日まで、技術提案書等の提出は11月6日までで、12月中旬ごろの契約締結を予定している。
 公募型プロポーザルの実施要領を見ると、業務の参考業務規模として、8400万円程度(消費税および地方消費税含む)を想定。
 技術提案書の選定基準として、▽技術提案書提出者の能力(同種業務の実績、5点)▽配置予定技術者の能力(資格および経験、同種業務の実績、19点)▽地域精通度等(地域拠点の有無、1点)。特定基準に▽技術提案書提出者の能力(5点)▽配置予定技術者の能力(19点)▽地域精通度等(1点)▽業務実施方針および手法(75点)―を設定している。
 県立釜石病院は、1977年の整備から48年が経過し、20の県立病院の中で最も古く、施設の劣化が著しい。岩手県立病院等の経営計画で掲げる県立病院の機能分化と連携強化の方向性に沿って、地域の医療資源の状況等を踏まえ、急性期から回復期までの幅広い機能の医療を提供する病院として、建て替え整備する。
 建設地は、釜石市甲子町第10地割地内の現釜石病院西側敷地で、1万3153・45平方メートルの敷地を確保する。建物については、病院本館の延べ床面積に1万3500平方メートル程度を想定。付帯施設として付属棟(倉庫、車庫等)、駐車場ほかを整備する。
 病床数は180床。120床が急性期病棟、60床が回復期リハビリテーション病棟の内訳となる。
 駐車場の目標整備台数は500台程度(職員用含む)、ひとにやさしい駐車場区画数(車椅子使用者用駐車施設)は6台程度としている。
 機能は、(1)救急医療(2)入院への対応(3)外来への対応(4)透析療法(5)リハビリテーション医療―を想定する。(1)では二次救急医療機関として、交通外傷等への対応や救急患者の初期治療等を実施。(2)では主に内科、循環器内科、消化器内科、外科、整形外科、泌尿器科、リハビリテーション科、総合診療科の入院を提供する。
 (3)では地域で必要となる診療科の医師を確保しながら、現在の診療科を基本として身近な医療を提供。(5)は、慢性疾患の急性増悪や機能回復への対応、治療後の生活を見据えた退院支援やリハビリの充実を図る。
 新病院では、沿岸南部のリハビリテーション医療の拠点とするため、いわてリハビリテーションセンター(雫石町)との連携のもと、回復期リハビリテーション病棟を設置し、回復期リハの充実を図る計画でもいる。
 概算の予定工事費は、建設・外構・解体の合計で約137・4億円(税込み)。
 契約概要書に示されているスケジュールでは、設計施工分離発注方式による場合の想定で、26、27年度に基本設計と地質調査、28年度に実施設計、28~31年度で建設工事を進め、32年度に新病院開院、既存病院解体や敷地全体外構整備を予定している。
 整備予定地(民有地部分)については、実施設計業務開始までに土地の取得を完了する予定でいる。敷地の地質調査は、配置計画等の確定に合わせ、27年度後半以降に別途実施予定としている。
 整備予定地内の既存建築物等の解体・撤去工事は、設計内容に応じて順次実施。実施設計以降の整備手法に関しては、従来方式(設計施工分離発注方式)のほか、民間事業者等の専門的な知見を活用する新たな整備手法(ECI方式、DB方式)の活用を含めて検討し、基本設計段階において効果検証のうえ決定するとしている。
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