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- 青森県東方沖地震 建協各支部なども対応 久慈港で津波70センチ観測
- 8日の午後11時15分ごろ、青森県東方沖を震源とするマグニチュード7・4の地震により、本県では軽米町と一戸町で最大震度5強を観測した。午後11時23分には津波警報が発表され、久慈港で9日午前1時9分に最大波70㌢を観測。大船渡港、釜石港、宮古港でもそれぞれ最大波20㌢を観測した。
9日午後3時現在のまとめでは、軽米町上野場地区で断水が発生したほか、久慈市門前地区や一戸町役場でも水道施設への被害が見られた。軽米町では同日午後2時30分、久慈市では同日正午にそれぞれ復旧済み。
学校等施設の被害としては、同市立山形小学校において、校舎内の壁で複数の亀裂、体育館の渡り廊下で亀裂が確認されている。
県の災害対策本部は同日午前9時の第2回本部員会議をもって災害警戒本部に移行した。また同日午前2時に、気象庁から「北海道・三陸沖後発地震注意情報」が発表されたことを受けて、県では北海道・三陸沖後発地震注意情報防災対応ガイドラインを踏まえ対応していく。
県建設業協会(向井田岳会長)は、県との災害協定に基づき、支部ごとに対応。津波警報が発表された沿岸の各支部、管内で震度5強を観測した二戸支部が、それぞれパトロールを実施したほか、盛岡支部でも会員が自主的にパトロールに当たった。協会本部には、公共土木施設の目立った被害情報は入ってきていない。













