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2月6日(金)
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北上地区消防組合 26年度に和賀分署で本体工事へ 本部庁舎移転先の造成も
 北上地区消防組合(管理者・八重樫浩文北上市長)は、北上市内の消防本部庁舎の移転新築と北上消防署和賀分署庁舎の建て替えを計画。26年度に和賀分署庁舎の本体工事に入り、本部庁舎については造成工事に入る。和賀分署庁舎については26年度当初予算に建設事業関連費に約8億9000万円を計上し、27年度の運用開始を目指す。本部庁舎は、29年度から本体工事に入る見通しだ。
 4日に同市柳原町の消防本部庁舎で開かれた同組合議会定例会で、管理者の八重樫市長は、施政方針の中で事業の進捗状況を報告。消防本部消防庁舎建設事業に関しては、「31年度の運用開始を目指し、24年度から進めている建設用地の造成設計業務が3月中旬に完了する予定」とし、和賀分署庁舎については、「27年度の運用を開始を目指している。24年度から進めている建築設計業務が2月9日に完了する予定」とした。さらに、「26年度は、消防本部庁舎建設用地の造成工事と和賀分署庁舎の建設工事を進めていきたい」と述べた。
 消防本部庁舎の移転先は、同市北鬼柳地内で、敷地面積は約1万7000平方㍍。既存施設から約1200㍍ほど南西で、えづりこ古墳公園の隣接地。用地取得は完了している。現在、造成設計業務を岩手県土木技術振興協会が進めており、3月中旬に完了する見通し。26年度から1年半ほどかけて造成工事を行う。
 造成工事終了後、27年10月から建築設計を行うとともに、造成場所の用地安定化や水抜きを図る。計画では、29年度から2カ年で本体工事を実施し、31年度の運用開始を目指す。北上地区消防組合庁舎建設基本構想策定補助業務委託は、総合設計研究所が担当した。施設規模は未定だが、敷地内には訓練棟や緊急時ヘリコプターが離着陸できる緊急離発着場の整備も想定している。
 現在の消防本部庁舎は、鉄筋コンクリート造2階一部3階建て延べ2248・02平方㍍規模。1977年に完成した。移転新築後の消防本部庁舎は、訓練棟を解体予定で、庁舎本体の活用方法はこれから検討していく。
 和賀分署庁舎は、北上市和賀町藤根17地割70番地に位置。同市西部の江釣子・和賀地区を管轄する。既存施設は、1974年12月に竣工し、鉄筋コンクリート一部鉄骨造平屋建て258・17平方㍍。既存施設が手狭となり老朽化していることもあり、敷地内に建て替える。
 敷地面積は約4500平方㍍。新庁舎の規模は鉄筋コンクリート造一部鉄骨造平屋建てで約980平方㍍を想定。主な特徴として、▽仮眠室の個室化▽女性職員の勤務を可能とするため、女性用仮眠室等の女性専用施設を設ける▽消防本部車両の分散配備を見込み、車両4台を格納できる車庫を確保▽庁舎に付帯した訓練施設を設ける―を挙げている。
 建設等設計業務委託は平野建築設計事務所が担当しており、今月9日の完了予定。26年度に本体工事を実施し、27年度の運用開始を目指す。26年度に既存施設の解体設計業務も並行し、27年度に解体工事を行う予定となっている。
 4日の定例会では、一般会計予算が承認された。消防本部庁舎建設事業では、消防本部庁舎造成工事費に2億3355万円を計上。北上消防署和賀分署庁舎建設事業では、同分署建設工事と同分署無線移設工事の工事請負費として8億6812万円を計上している。
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