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2026年
6月9日(火)
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県土整備部道路建設課 国道281号小屋瀬道路 27年度の事業化目指す
 県土整備部道路建設課は、地域連携道路整備事業(ネットワーク形成型)「一般国道281号小屋瀬道路」(葛巻町)について2027年度の事業化を検討している。この事業では、約2㌔のトンネルを含む延長約3㌔の道路整備を行い、幅員狭小・線形不良区間の解消を図る。現時点での総事業費は約170億円と試算されており、事業期間は37年度までの見通し。16日に開かれる大規模事業評価専門委員会に、事前評価を諮問する。
 小屋瀬地区の道路の現状は、延長約6㌔、最少幅員は5・5(6・5)㍍で、急カーブが7カ所ある。区間内には幅員狭小区間や線形不良区間が多くあることに加えて、大部分が一級河川山形川の浸水想定区域にも当たっており、防災点検要対策箇所があるなど、安全で円滑な交通の支障となっている。
 全体計画延長は約3㌔で、区間内には約2㌔のトンネルと橋梁1橋が設けられる。計画幅員は一般部が6・5(10・0)㍍、トンネル部が6・5(8・0)㍍。この事業を導入することで当該区間の課題解消を図り、緊急輸送道路としての機能強化、物流機能の向上、救急搬送の支援などに資することを目指す。
 県では27年度の事業化を目指しており、16日に開かれる大規模事業評価専門委員会に事前評価を諮問する。事業化となった場合のスケジュールとしては、30年度の用地着手、32年度の工事着手を経て、37年度の完了を目指す。
 現時点での総事業費は約170億円と試算されている。事業費の内訳は、本工事費が162億7000万円、用地費3000万円、測量試験費7億円。
 国道281号は、盛岡市を起点として久慈市に至るルートで、本県内陸部と沿岸部を結ぶ主要な幹線道路。地域住民の生活路線としての位置付けにとどまらず、重要港湾である久慈港と盛岡市を結ぶ物流路線、防災、医療、地域間交流などにおいて大きな役割を担う重要な路線に位置付けられている。
 県では「県新広域道路交通計画」の中で、同路線を中枢中核都市や定住自立圏中心市、その他周辺都市など広域交通の拠点となる都市を効率的・効果的に連絡する「一般広域道路」に位置付ける。また「高規格道路としての役割が期待されるものの、起終点が決まっていない等、個別路線の調査に着手していない道路」として、久慈市を起点、盛岡市を終点とする「(仮称)久慈内陸道路」を構想路線として位置付けている。
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