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県盛岡審査指導監 北東北設計の担当に 経営体育成基盤整備事業大興寺1期地区の第3号
 県盛岡広域振興局盛岡審査指導監は、簡易総合評価落札方式(簡易2型)で実施の「経営体育成基盤整備事業大興寺1期地区第3号測量設計業務委託」を入札した結果、北東北設計が2518万4650円で落札した。この業務では、大興寺地区における水田の区画整理に向けて、ほ場整備165.3ヘクタール、パイプライン計0.17キロなどの実施設計を行い、将来を見据えた2期地区の設計も行う。(関連7面)
 第3号業務の主な業務内容は、ほ場整備実施設計165.3ヘクタール、パイプライン実施設計0.17キロ、直接分水工実施設計1カ所、路線測量0.17キロ、現地測量0.003平方キロなど。委託予定期間は2027年3月15日までを予定している。
 大興寺地区は花巻市石鳥谷町に位置しており、中央を東北自動車道、東側を県道石鳥谷花巻温泉線が南北に走る。同地区は、昭和40年代に一部が20~30アール区画に整備され、水稲を中心とした複合経営が行われているが、それ以外の区画は小区画で農道の幅員も狭いことから大型機械の導入が妨げられており、担い手への農地利用集積を阻害する要因となっている。
 農業用排水施設は土水路であることから、安定的な用水確保に多大な維持管理労力を要している。また水路底が浅く農地の排水が不十分なため、水田の汎用化が困難な状況となっている。
 県では24年度、同地区に経営体育成基盤整備事業を導入。標準区画50アール~1ヘクタールを中心とした区画整理を実施することで大型機械の導入による効率的な営農が可能となることから、整備後には農地利用集積が促進され、経営規模の拡大による担い手の経営の安定化が図られる。また、用排水路の分離により、農地の排水改良と汎用化が図られることから、高収益作物であるピーマンやアスパラガス、ねぎなどの作付面積の拡大が可能となり、地域全体の収益向上が期待される。
 全体計画は区画整理86.0ヘクタール、暗渠排水68.7ヘクタール。事業期間は33年度を予定しており、総事業費は30億6200万円と試算している。今回の実施設計では、1期地区とともに将来を見据え2期地区も併せて設計を行う。
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