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2026年
4月11日(土)
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にしわが愛児会 西和賀町内の保育施設統合 先行して私立保育園を整備
 西和賀町は、急激な少子化などを背景に町内保育所のあり方を検討し、社会福祉法人にしわが愛児会(同町湯本、早川正剛理事長)が運営する湯本・川尻の2保育園(2026年4月1日から湯本保育園に統合)を1保育園に、町立の川舟・せんだん・新町の3保育所(同日からせんだん保育所に統合)を1保育所にそれぞれ統合する保育施設統合整備事業を進めている。同法人の新保育施設を先行し整備する考えで、同町湯田に位置する町立湯田小学校の南側隣接地に建設を計画。早ければ5月下旬に本体の建築と電気設備、機械設備、外構の4件に分けて指名競争で入札する予定。実施設計は、高橋設計室が担当した。新保育施設は、公私連携型の認定こども園として2027年4月1日の開所を予定している。
 町は、保育所あり方検討委員会を設置し会議を重ね、2023年11月に町に対し保育施設のあり方について、「町内の保育施設は統合することが望ましく、そのうえで新たな建物を整備する必要がある」と報告。2024年度に、同法人が運営する湯本・川尻の2保育園は統合し、湯田小学校の近くに新たに整備する方針を固めた。町立保育所については、川舟・せんだん・新町の3保育所は1保育所に統合し、沢内地区小中一貫学校の隣接地を検討している。私立・町立の保育施設の統合後は、保護者のニーズを反映し、充実した保育サービスの提供を目指す。
 町は、同法人の保育施設統合整備事業に関し、用地取得・調査や設計・工事の支援を行う。2026年度当初予算に新規事業として保育施設統合整備事業を盛り込み、先行して同法人の新保育施設を整備する。当初予算に保育施設建設・外構工事3億3000万円、設計監理業務委託529万1000円、設計確認申請等諸経費37万4000円を計上し、同法人に補助金として交付する。
 新保育施設の建設場所は、湯田小学校南側隣接地で、敷地面積は約1000平方㍍。2025年度に町が土地を取得し、同法人に無償貸与する。実施設計は、高橋設計室が担当。施設は、木造2階建て延べ419.12平方㍍。施設内には、1階に乳児室や保育室、ホール、調理室など、2階に会議室などを設ける。湯田小学校とつながりを持てるような施設を目指す。
 現在、建築確認申請中で、認定こども園化に向けた書類の作成を進めている。同法人は、事業主体として5月下旬から6月上旬にかけて、本体の建築と電気設備、機械設備、外構工事の4件に分けて指名競争で入札する方針。6月に着工し、2027年2月中に完成させ、同年4月1日に認定こども園(定員35人)として開所を目指す。
 同法人が運営する湯本保育園は、同町湯本に位置。1971年に建築し、施設は鉄骨造2階建て534.6平方㍍。統合に伴い閉園した同町川尻の川尻保育園は、1974年に完成。鉄骨造平屋建て469.8平方㍍。川尻保育園は、町が活用する方向となっている。
 町が進める町立の川舟・せんだん・新町の3保育園統合整備に関しては、新保育施設の建設場所が、沢内地区小中一貫学校の隣接地に整備していく方向性を示している。
 当初は、2025年度に建設計画を策定し、2026年度から設計に入る見通しだったが、同法人の新保育施設を先行して整備。同法人の新保育施設の開所後に本格的に事業を進めていく考えだ。
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