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2025年
10月28日(火)
17:06

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県一関審査指導監 経営体育成基盤整備事業富沢地区 一定区域測量業務を公告
 県南広域振興局長一関審査指導監は27日付で、簡易総合評価落札方式(簡易2型)で実施の「経営体育成基盤整備事業富沢地区第1号一定区域測量業務委託」を公告した。申請書の提出期限は11月11日で、入札は18日に行われる。
 富沢地区の現況は、10㌃程度の小区画な農地で、農道の幅員も狭いために大型機械の導入が妨げられており、担い手への農地利用集積が阻害されている。農業用排水施設は、土水路であることから、安定的な用水確保に多大な維持管理労力を要しているほか、水路底が浅く、農地の排水が不十分なため、水田の汎用化が困難な状況にある。
 県ではこれらの課題解決に向けて、2024年度から同地区に経営体育成基盤整備事業を導入。標準区画1㌶を中心とした区画整理を実施することで、大型機械の導入による効率的な営農を目指す。
 これに伴い新たに既存の集落営農組織を法人化(農地所有適格法人)することも見込まれており、整備後は、農地利用集積が促進され、経営規模の拡大による担い手の経営の安定化が図られる。また、用排水路の分離により、農地の排水改良と汎用化が図られることから、高収益作物の作付けが可能となり、地域全体の収益向上が期待される。
 全体計画を見ると、整地工を88.5㌶、暗渠排水を58.4㌶。事業期間は2033年度までを予定しており、総事業費は41億3300万円と試算されている。
 27日付で公告された一定区域測量業務の業務対象地域は一関市弥栄地内で、同地区の地区境界を確定するため境界測量を行う。業務内容は一定区域測量9.6㌔で、委託期間は2026年3月19日までを予定している。
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